【採用】日本のHRについて考察するブログ【組織】

町工場からHRベンチャーに飛び込み、支社立ち上げや採用責任者など経た僕が日本のHR(採用・組織等)について日々感じる事を書いていきます!

【転職エントリー】町工場を短期で退職した僕が転職活動をした時の体験談 パート1

前回、大学卒業後の就職活動に関して書いたので、次は転職活動の体験談を書きます。

一応URL貼っておきますね。

 

hr-thinking.hatenablog.com

 

実はこれまで2回転職をしているのですが・・・

結論、既卒で就活したときと比べて数値だけ見たら非常に順調でしたね。

順調と言っていいレベルではないのですが、既卒の時と比べたら・・・・・!

 

特に2回目の転職活動は同じ人間とは思えない就活の戦い方、そして結果を出しているのですが、それはパート2に分けて書きますw

 

■2012年6~9月 既卒としての就職活動(前回のまとめ)

大学卒業して公認会計士試験に玉砕後、遅れながらの就職活動。当時の気持ちは新卒で就職活動における期待、やる気で満ち溢れています。

でも社会から見た扱いは既卒。当時の外部環境で起きた事と言えばリーマンショックや震災などなど・・・

 

書類応募 100社 書類通過 25社 1次面接 25社 2次&最終面接 1社 内定 1社

 

唯一内定が出た中小メーカー、いわゆる町工場に入社したのですが色々あって7ヶ月で退職してしまう・・・

 

■2013年4月~9月 第二新卒としての就職活動

退職をしてから始めた転職活動。町工場で研修のフェーズで辞めたため、簡単な製造作業しかやってなく、そんな状況の中でもベンチャーや営業などの世界に飛び込みたい気持ちで一杯でした。まだ夢や希望がなくなっておらず、むしろ吹っ切れた状態だったのは今でも覚えています。

 

今思えば中々の経歴ですね。対人能力もそこまで高くなく面接でも緊張しすぎたり、転職のノウハウなども一切知らなかったり・・・

 

ただ、当時の僕もさすがに新卒媒体は活用しませんでした。

リクルート社とインテリジェンス社(現パーソルキャリア社)の転職向け求人広告「DODA」「リクナビNEXT」だけ活用して、ひたすら未経験・既卒歓迎の求人を探していました。(恥ずかしながら人材紹介の事を全然知らなく未活用)

 

気になる数値ですが・・・・・・・こんな感じです!

 

書類応募 40社 書類通過 15社 1次面接 15社 2次&最終面接 3社 内定 2社

 

既卒の時よりパッと見の経歴は良いとは思えなかったのですが、書類通過率が25%→37%に伸びました。

 

今思う要因はこんな感じです。正直1番上のポイントが大きいのかなと思います。

・応募先と当時の自分がそこそこ釣り合っていた。

(転職媒体から未経験・既卒第二新卒歓迎しか応募していない)

・肩書きが第二新卒(一応社会人経験有りだから・・・?)

求人倍率の向上(2012年の時より0.3近く向上)

(参照 一般職業紹介状況(平成25年12月分及び平成25年分)について |報道発表資料|厚生労働省

 

今でも記憶に残っているのは最終まで行った3社ですね。

受けた順番に書くと大手外資メーカーと携帯販売会社と人材ベンチャー。全部営業職です。

 

 

異色なオーラを放つ大手外資メーカーですが、なぜかリクナビNEXTでスカウトが届き(恐らく国公立卒+メーカー勤務って表面的な経歴フック)、1次は遠方のため電話面接で通過。そして東京の本社へ交通費全額支給の上で最終面接を受けました。結果、不採用。

 

転職活動初めての最終面接だったので、尋常じゃない悔しさでした。。。

 

その後、主に中小規模の会社を受け続け、何とスムーズに内定まで至った会社が1社。

今でも記憶に残る、東大阪にある携帯販売会社の営業職採用でした。

ただ、なぜか表札がなく、面接受けてすぐに「じゃあ来週の研修から来れる?」と当時の僕は直感的に「怪しさ」「不信感」を感じました。そして僕は即答できず、持ち帰らせて下さいと打診したところ面接官の態度が急変。

 

「あなたの経歴で悩んでいる場合じゃないよ。せっかくのチャンスなのに、今ここでやらなくてどうするの?それでも持ち帰るの??」

 

ここで僕から迷いがなくなり、ああ、この会社はやめておこうとなったのでした・・・

でもその場では持ち帰らせてください、で終わり、その後お互い連絡は取らず終わっています。

ちなみに2年後にこの会社のホームページ見たらなくなっていました。世の中運命の分岐点だらけですね。

 

その後間もなくして、求人広告「DODA」で某人材ベンチャーを偶然見かけ、「未経験歓迎」「新卒から数年で支社長なった人いる」「完全成果主義」等々、当時町工場を短期で辞め、それでもベンチャーマインドが消えていなかった僕には運命的なものを感じて即行応募。

 

一次面接では人事部長(30代後半、落ち着いた優しい雰囲気の男性)

ごく普通の質疑応答で終了後、その場で適性診断を受けました。

(※入社後分かったのですが、適性診断の性格が求める人物像ドンピシャかつ中々居なく、経歴的には微妙だが最終に進めたとのこと笑)

 

最終面接では社長

変化球だらけの質問がある中、ハイテンションで前向きな答え連発。

社長が好きなタイプが「負けず嫌い」「挑戦的」「前向き」等々であり、良い雰囲気で面接が終わり、後日内定貰いました。

(※同様に入社後、面接は良かったが経歴的に異色で少し悩んだ事は聞かされました笑)

 

 

その後は割愛するのですが、営業でトップ成績を出し、地方の支社長や支社立ち上げなど色々やらせて頂き、人材の営業・採用・マネジメントを非常に濃密で、尚且つ激しい変化と速さの中体感して今の自分が出来ました。

 

 

世の中色んな採用・就職が生まれていく中のあくまで1つの事例ですが、今の僕があえて昔の自分を客観的に言語化したらこんな感じですね。

 

■良いところ

・諦めない精神(今見てもよくあんなに応募して面接受けたなぁ…)

・常に前向き

・短期的な誘惑に負けない(携帯販売会社・・・)

 

■悪いところ

※何も知見ない中で全般的に自分だけの狭い視野で動きすぎ。

・転職の事何も分かってないまま活動(人材紹介すら知らないレベル)

・詳しい人にアドバイス貰わない(転職方法がリクナビNEXTDODAしか知らない)

・面接のフィードバック誰からも貰わない(客観的な自分が分からないまま)

 

 

以上、僕の転職活動をした時の体験談でした。

この後人材ベンチャーで4年半ほど働いた後、2度目の転職活動をするのですが、正直上記とは全然違う戦い方をしています。

張り切りすぎて転職で考え得るほとんどの手段を同時並行で試して、結果にも繋がったのですが・・・・・それは次回また書きます(^^)

 

 

しかしこれ誰のためになるんだろう、って思ったんだけど個人的には「就活失敗して将来暗い事考えてそうな20代前半」に見てほしいかなぁ。

 

ではでは。