【2012年】リーマンショック影響下で既卒として就職活動に挑んだ時の体験談
これは僕自身の就職活動体験談です。
採用目線もあるのですが、どちらかと言うと新卒・大学生・就職活動的なテーマです。
2012年3月、某大阪の大学を卒業したのですが直ぐには就職をしませんでした。
当時会計士を目指していたのですが、見事玉砕して転職活動に切り替えたのです。
当時の新卒市場というとリーマンショックや震災の影響を諸に受けた世代で、恐らく直近10年で最も求人倍率が低い(1.23倍)時で、尚且つ新卒ではなく既卒だったのでだいぶ苦労しましたね。
(新卒求人倍率参照 大卒求人倍率調査 | 調査結果)
恐らく100社は書類応募して、書類通過が25社くらい、2次面接に進んだのが3社くらい、内定が1社と壮絶でした。(その1社に入社したのですが色々あって7ヶ月で退職してしまう・・・)
敗因はこんな感じでしたね。
■戦う環境の選択
→僕(既卒)とAさん(新卒)、迷ったら新卒取るよね。
■志望する会社の選択
・軽い気持ちで大手や金融とか沢山応募しては悉く履歴書が帰ってきました。当時だと新卒採用にそこまで困っていない会社ばかりで特段対策もしておらず。
■僕自身の努力不足
・面接のコミュニケーションが下手 だけど誰にもフィードバックをお願いしておらず、最後まで何が駄目だったか気付けていない。
・ひたすら同じ事の繰り返し。
・そもそも将来やりたい事が漠然としてる 自分を使うメリットを提示出来ていない
これだけ見たら当時は色んな人に心配されたのですが、実際に社会に出てから果敢に挑戦を恐れなかった結果、採用責任者や支社経営など携わり僕自身が最終面接から内定後のクロージングまで携わるようになるとは当時だと想像すらできなかったですね。。
今の新卒採用見ていると求人倍率1.88倍、それもあって企業が学生に対してインターンやイベントを積極的に開いたり、時にはスカウトを送ったり…学生から見れば主体的に動けば動くほど出来る事がいっぱいあって羨ましいですね。
今は採用する側に立っているので、企業側から見るとそれだけエネルギーかかって苦労はするのですが、、笑
2020卒からはついに説明会や面接の開始時期などルールを設けない形となったので、企業からすれば計画立てを適切にしないとこれまで以上に期間や工数がかかって疲弊してしまうんじゃないかって思ってます。
新卒の採用力が会社の未来を作る鍵になると言っても過言ではないので、これからどんな変化が生まれていくのか楽しみですね。